2025年度理工学部と菱実会との意見交換会の報告
update: 2025.12.16
2025(R7)年12月10日、菱の実会館において第14回佐賀大学理工学部と菱実会(佐賀大学理工学部同窓会)との意見交換会を開催しました。出席者は大学側(学部長、副学部長、部門長、事務長)が8名、同窓会側(菱実会役員)が8名でした。
樋口副会長の司会で開会し、最初に主催者である島菱実会会長より挨拶を行いました。前日に理工学部の嘉数教授のダイアモンド半導体に関するニュースで実用化も近いということを聴いて、2年前の菱実会総会の折に講演いただいたので非常に嬉しく思えたこと、理工学部キャリアデザインセミナーに参加した際のことなどを紹介し、今後も同窓会としてキャリアデザインセミナーの支援を行っていきたい旨の挨拶でした。
次に佐藤理工学部長よりご挨拶をいただきました。キャリアデザインセミナーの講師の方々への謝金や学位授与式の後の祝賀会・謝恩会への支援、同窓会長賞や成績優秀者への表彰などへの同窓会から支援、昨年の菱実会発足25周年の記念として贈呈した学部長室の応接セットなどについてお礼を述べられました。現在の理工学部を取り巻く状況として、2019年に8学科から1学科13コースに改組したが、いろいろな問題や時代の移り変わりもあり、次の入試からは1学科8コース体制に切り替えを行い、入試についても部門入試に切り替えることになった旨の説明がありました。理工学部は九州内で倍率が高く、今後もたくさんの受験生を集めて、優秀な学生を教育していくということに取り組んでいかれることをご説明いただきました。
その後、出席者の自己紹介を行いました。先に菱実会側の出席者(島会長、山口副会長、樋口副会長、小玉副会長、田中副会長、山中、福島理事、穗屋下事務局長)の自己紹介を概ね1分程度ずつで行い、続いて理工学部側の出席者(佐藤学部長、田中副理工学部長、矢田副理工学部長、小島副理工学部長、奥村数理・情報部門長、伊東電気電子工学部門長、大串都市工学部門長、谷口事務局長)の自己紹介と各担当部門等の現状報告などを行っていただきました。
続けて意見交換を行いました。穗屋下事務局長より、配布した資料に基づいて菱実会からの報告・意見・要望などについて説明を行いました。菱実会会報「菱の実」に掲載された佐賀大学や理工学部の情報は長年にわたり保存され、理工学部の歴史を残すのに有益であるので、各研究室での研究成果なども投稿していただき活用いただきたい旨のお願いを行いました。さらに、理工学部キャリアデザインセミナーの実施、佐賀大学からの学生情報の提供、学位授与式での祝賀会・謝恩会支援の実績、理工学部同窓会長賞の改正についての説明と依頼がありました。特に、理工学部同窓会長賞の改正について説明では、昨年度の12名の受賞者のうち、菱実会総会への出席が5名であったので、今後は菱実会総会へ出席できる方を推薦していただきたい旨のお願いと、選考基準についても菱実会への関わりを重視した選考に変更する旨の説明を行いました。理工学部からの質問に回答し、菱実会からの説明などを終了しました。理工学部から菱実会への要望などは、現時点では特にないとのことで、今後様々な部分で連携していきたいとのことでいた。
最後に、島会長より、コロナ禍後、各支部総会なども開催されるようになっており、菱実会からもなるべく出席するようにしているので、今後も同窓会の輪を積極的に広げていきたい旨の挨拶を行い、意見交換会を閉会しました。
(文責:山中 輝樹)
【理工学部と菱実会との意見交換会の様子】

